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7型ゲーミングUMPC「OneGx1」のレビュー!Core i5なのでGeForce NOWも検討しよう!

OneGx1

超小型ノートパソコン”UMPC”を数多くリリースするONE-NETBOOKが手掛けた初のゲーミングモデル「OneGx1」。第10世代のCore i5を搭載した7型のゲーミングUMPCは、一体どんなゲーム体験ができるのだろうか。

ONE-NETBOOKさんにプロトタイプを貸していただいたので実機レビューを最速でお届けします!(※プロトタイプなので製品版では細かい変更が入っているかも!その点はご留意下さい!)

なお、ドッキング型コントローラーは7月頃に届く予定!手に入り次第、使い勝手などを追記してTwitterFacebookで更新をお伝えします!

OneGx1ってどんなUMPC?

OneGx1

  • ONE-NETBOOK初となるUMPCのゲーミングモデル
  • ゲーミングモデルらしいド派手な筐体はエアーフローなども煮詰められている
  • SIMスロットを搭載しているので単体通信ができる
  • 気にいった:いつでもPCゲームにアクセスできる。外部映像出力で大画面でもプレイ可能
  • 気になった:ゲーミングモデルとしてはGPUが弱いので、快適にゲームをプレイするならクラウドゲーミングの「GeForce NOW」も検討する必要がある

↓ガルマックスジャッジ↓

おすすめ度 ★★★★☆ 4点
性能 ★★★☆☆ 3点
キーボード ★★★☆☆ 3点
拡張性 ★★★☆☆ 3点
対応バンド ★★★★☆ 4点
ディスプレイ ★★★★☆ 4点
サウンド ★★★☆☆ 3点
バッテリー ★★★★☆ 4点

OneGx1のスペック!Core i5を搭載するモデル!

製品情報
端末名 OneGx1
型番/別名 WiFiモデル
4Gモデル
発売年 2020年7月
発売地域 日本
メーカー・ブランド ONE-NETBOOK
備考 日本語対応
対応バンド・周波数・ネットワーク
3G WCDMA:B1 / 3 / 6 / 8 / 19
4G LTE FDD LTE:B1 / 3 / 8 / 18 / 19 / 26 / 28
TD-LTE:B41
CA対応
Wi-Fi 802.11 a/b/g/n/ac/ax
Bluetooth 5.1
SIMサイズ・スロット NanoSIM×1
MicroSD×1
本体仕様
ディスプレイ 7インチ/液晶/10点タッチパネル
2048段階筆圧検知タッチペン対応
解像度 1920×1200
画素密度 323ppi/高精細でドットの粗さは気にならない
サイズ 高さ:173mm
横幅:136mm
厚さ:21mm
重さ 625g
※コントローラー120g
※LTEは+20g
システム仕様
OS Windows 10
CPU(SoC) 第 10 世代インテル® Core™ i5-10210Yプロセッサー
メモリ/保存容量
組み合わせ メモリ8GB+容量256GB
メモリ16GB+容量512GB
ストレージカード MicroSD対応
カメラ
背面カメラ 非搭載
機能仕様
生体認証・ロック解除 指紋認証:対応 非対応 非公表●
顔認証:対応 非対応 非公表
防水/防塵・タフネス等級 非対応
イヤホンジャック あり
その他機能 1×USB 3.0 Type-A
1×USB Type-C 3.2 Gen2 (PD2.0対応) 1*USB Type-C 3.0
1×SIM+microSDカードスロット (SDXC対応) ※最大対応制限なし
1×音声出力とマイクインの3.5mmコンボジャック
1×Micro HDMI(D Type)出力
バッテリー
バッテリー容量 12000mAh
充電 有線充電:45W(15V/3A)
PD充電:対応
ポート USB Type-C
スペック表のソース
参照元

OneGx1

SIMスロットを搭載しており、バンド的にはドコモ、au、ソフトバンク、ワイモバイル回線で通信できる仕様でございます!ゲーミングをウリとしていますが、普段使いでも快適に使えるパフォーマンス!

小さくてもゲーミング!ド派手なデザインが目を惹く!

ゲーミングモデルは目を惹く派手なデザインが特徴的!OneGx1も小型ながらゲーミングゲーミングしてらっしゃいます。

OneGx1
天板はシンプル。角張ったシルエットがカッコイイ
OneGx1
底面左右の凹みは専用コントローラーのロック機構
OneGx1
前面はドットデザイン
OneGx1
背面には左右に空冷ファンのダクトを搭載。中央には電源兼用のUSB-C×1、USB-A(3.0)×1、USB-C×1、イヤホンジャックが配置
OneGx1
右側面には外部映像出力用のMicroHDMI
OneGx1
左側面にはSIMスロット。そう、OneGx1は単体で通信ができるのだ。
OneGx1
ディスプレイは7インチ。解像度は1920×1200で画素密度は300ppi超え
OneGx1
キーボードはバックライト搭載。ゲームで重要なWASDキーは枠付き

背面やキーボードは注目度抜群なイルミネーションを搭載!

ゲーミングモデルといえばイルミネーション!OneGx1は背面とキーボードにド派手なイルミネーション機能を搭載!注目度抜群な演出で高揚感も高まるぜ!

OneGx1
背面はグルリと周囲をかこむイルミネーションを搭載!凄く目立つ!
OneGx1
キーボードのイルミネーションもカラフルに輝く!

キーボードのイルミネーションはカラー変更・点灯パターンなどを細かく設定できるのでお気に入りの光り方に設定しよう!

専用コントローラーは完成度が高い!

2020年6月30日にOneGx1の発表会に行ったんだけど、その時にレビュー時に手に入らなかったコントローラーを触ることができた!短時間しか触れなかったので実際のプレイフィーリングは後日レビューとなるんだけど、触った感じ完成度は相当高い!

OneGx1
コントローラーはセパレートタイプ。∧型もプッシュ出来たのでボタンっぽい
OneGx1
重量は軽量。片方のコントローラー操作も対応しているから2人プレイもOK
OneGx1
ドッキングはスライドタイプ
OneGx1
上部にも2つのボタンを搭載している
OneGx1
装着すると相当大きく感じた
完全体

ちょっと気になったのは充電。ドッキング部分を見てもコントローラーを充電する接点が見当たらず、どうやらUSB-Cで充電するみたいなので、この点は次期モデルでの改善候補になりそうです。持った感じの剛性感はそこそこあったのでゲームプレイ時に支障はなさそうな印象。

充電に関しては改善の余地がありそうですが、故障したりスティックがヘタれても交換することができるセパレートタイプを採用したのはGood。

どこでも持ち歩けるサイズ感に惹かれる!

OneGx1
OneGx1最大の魅力はその大きさ。どこにでも持ち出せるのはゲーマーにとって惹かれるポイント

僕もゲーミングノートパソコンを持っているけれどデカイ。一般的なゲーミングノートパソコンって超大型な製品が多いんですよね。なので、ノートパソコンと言えどほぼ据え置き。

一方、OneGx1は7インチクラス。カバンにも放り込めるサイズ感なので外出先に持ち出して空き時間にサクッとプレイすることができる。もう、携帯ゲーム機並の扱いやすさです。

これでPCゲームを起動して色んな事ができちゃうんだからゲーマーにとってこのサイズ感は凄く魅力的でしょう。

OneGx1でゲームを遊ぶにはグラフィックス設定を煮詰めよう!

OneGx1

OneGx1はゲーミングパソコンだけど搭載されているCPUはCore i5 10210YでGPUはオンボード。なので、基本的に遊べるゲームは「Core i5 10210Yのオンボードで動くもの」と思っておこう!

まずは比較的動作の軽いモバイル向けのゲーム(スマホなどでも配信されているゲーム)で検証。これらのゲームはマイクロソフトストアから簡単にダウンロード出来ます!

OneGx1
Asphalt 9はド派手な演出が多くバイル向けだと動作重めだけどOneGx1では快適レベルで遊べた

モバイル向けのタイトルであればOneGx1のマシンパワーだと快適にプレイできるタイトルがほとんどなので、多くのゲームを楽しめました。

続いてはパフォーマンス要求高めのタイトルで検証。OneGx1の性能だと画質よりもフレームレートを優先したいのでグラフィックは負荷を軽くする設定にして検証。

OneGx1
スカイリムは1280×800で25〜30FPS。フルスクリーンでギリ遊べるといった感じ
OneGx1
GTA ⅤはVGAで約30FPS。画質にこだわらなければ遊べる
OneGx1
PUBGは最も軽い設定でも10〜15FPS。OneGx1でのプレイは厳しい
OneGx1
Shadow of the Tomb Raiderは1280×720で15〜20FPS。常に動作の鈍さを感じ快適とは言い難い
OneGx1
Apex Legendsも解像度1280×720で15〜20FPS。快適にプレイは出来なかった

こんな感じでそこそこ性能要求の高いゲームではフレームレートを確保するために負荷を下げたり解像度の調整が必要。妥協すべき部分もあるんだけどプレイできるゲームが増えたほうが良いに決まっているので、動作が重いと思ったらグラフィックス設定を煮詰めてみよう!

ただ、PCパフォーマンスだけで遊べるゲームを判断するのは、もう古い考え方。

ここで紹介したプレイが難しかったタイトルも高クオリティ&快適レベルで遊べる時代となっているのです。それが次の項目で紹介する「GeForce NOW」です。

OneGx1はGeForce NOWとの併用がオススメ

OneGx1
ゲームの処理をクラウド上で行いストリーミング形式でプレイするGeForce NOW。実際にプレイするPCで高いパフォーマンスが必要なくなった

OneGx1の仕様をみて「なんだよ、Core i5 10210Yのオンボかよ。遊べるゲームが限られるんじゃん」と、僕を含めて思っていたそこのアナタ。GeForce NOWを併用することでその固定概念、覆ります。

GeForce NOWの詳しい解説は別記事で取り上げる予定ですが、GeForce NOW自体のパフォーマンス要求をOneGx1はクリアしていたので実際に体感してみました。(検証時は50〜90Mbpsでる通信環境で行ってます。)

以下はShadow of the Tomb Raiderを実機でプレイしている動画。OneGx1のパフォーマンスではプレイが難しかったが、GeForce NOWのクラウドゲーミングなら快適に遊べた。

その他、Apex LegendsもGeForce NOWで遊ぶことができ遅延も少なくマルチプレイも楽しめるレベル。正直、低遅延でこの画質クオリティーのゲームが遊べたのは驚いた。

「パソコン性能に依存する従来の遊び方」ならShadow of the Tomb RaiderやAPEXなど諦めなくてはならないタイトルも多いのですが、「クラウドゲーミングのGeForce NOW」なら、諦めていたタイトルも美しいグラフィックで快適に遊べてしまうのです。

OneGx1で沢山のゲームを快適にプレイしたい方は、「GeForce NOW」の併用を強くオススメします!配信タイトルなどは以下からチェックしてみて下さい!

強力な空冷ファンを2発搭載!

OneGx1
OneGx1は後方の大型ダクトから排気。発熱対策もバッチリ

ゲームプレイ中は常に負荷の高い処理を行ない続けるので相当発熱します。なので、ゲーミングパソコンは冷却についても一般的なモデルより強化されているのです。

OneGx1も小型ながら2つの空冷ファンを搭載しており大型のダクトから一気に排気。小型な筐体は排熱処理が難しいのですが大型ファンの威力は抜群。長時間のゲームプレイでも特に熱暴走することはなかった。

ファンの音は高音域の回転音と排気音が結構大きめだけど、熱暴走して動作が鈍くなるくらいならガッツリ冷却してくれたほうが僕はありがたい!

OneGx1
ファンは任意に高回転モードに変更できる。高回転モードだと電源ボタンランプがオレンジに変わる

OneGx1の操作感をチェック!

ドッキングできる純正コントローラーが欲しくなる

OneGx1
専用コントローラーをドッキングした状態/発表会にて撮影

純正コントローラーは本体にドッキングできるタイプで、「どこでも快適に遊べること」が魅力!OneGx1のレビュー時にはまだ専用のコントローラーが届いていないので後日追記レビューを行ないますね!記事更新時はTwitterFacebookでお伝えします!

初回レビューでOneGx1を触ると、やっぱり外出時にサクッとプレイするなら操作性の良いスマートなコントローラーが欲しい!って感じる!

キーボードは小さめ。サイズ的に操作は慣れが必要!

OneGx1
OneGx1は7インチクラスの筐体なのでキーボードはフルサイズよりも一回り小さい

FPSなど本格的に遊ぶならキーボード+マウス操作になるんだけど、OneGx1は小型ながらも入力しやすいキー配置。サイズ的にキーボード操作は相当の慣れが必要だけどしばらくプレイしていたら結構慣れてきました。

さすがにマウス操作は筐体に備え付けのタッチセンサーだと厳しいので別途マウスはあったほうが良いですが、どこでも本格的なキーボード+マウスでのプレイが出来るのは嬉しいポイント。

ただ、PCゲームって「使いやすい入力デバイスを自由に選べる」ってのも魅力の1つなので、この機会に入力デバイス選びの泥沼にも是非ハマってみて下さい(笑)

OneGx1
僕はOneGx1のキーボードと片手キーボードを使い分けている

大きいモニターで遊んでいいのよ!大画面で迫力のプレイ!

OneGx1はゲームを楽しむためのモデル。だから、外出先でサクッと遊んだり、大画面に繋いで遊んだり、遊び方のスタイルはアナタの自由!小さいからこそどこでも持ち歩けるのが利点だけど、小さいけれど大画面で遊べるのも僕は魅力に感じたポイントです!

OneGx1
メーカーも大画面でのプレイを1つのプレイスタイルとして推奨している

接続方法も簡単!HDMI→MicroHDMIのケーブルでテレビやモニターに接続するだけ!ウィンドウモードで遊ぶ時も大きな表示で遊べるし、リビングの大画面でゆったりと遊ぶこともできる!色んなスタイルでゲームを楽しめるのはイイね!

電源なくても長時間プレイ!PD対応モバイルバッテリーが使える!

OneGx1
OneGx1はPD対応モバイルバッテリーで充電できる

OneGx1はコンセントが無くてもPD対応のモバイルバッテリーで充電できるので外出先で遊ぶことが多いなら検討しよう!PD対応モバイルバッテリーは製品により最大出力が異なるので購入時は注意!(OneGx1は最大45Wに対応です!)

本体のバッテリー容量も多い!

OneGx1のバッテリー容量はこのサイズだと超大型の12,000mAhバッテリーを搭載しているんです!かなりヘビー級のバッテリーを搭載しているので駆動時間は長め!これだけの搭載量なら仕事の休憩中にプレイするような使い方なら十分バッテリー持つ!

OneGx1まとめ|性能の問題が解消されつつあるので、ゲーミングUMPCは凄く魅力的に感じた

OneGx1

ゲーミングパソコンってどんどん進化しているのですが、ゲーム業界もどんどん進化しています。その中でも大きな進化はクラウドゲーミングの存在でしょう。

正直、ゲーミングパソコンと謳っていてCore i5 10210Yのオンボード仕様は、少し詳しい人だと「それってどうなの?」と思うはず。で、僕も以前であれば思いっきりこの構成にツッコミいれてたところです。

が、時代は変わり、クラウドゲーミングの登場でパフォーマンスの問題が解消されつつあるいま、高クオリティなゲームも存分に楽しめるようになっていたので、OneGx1はとてもタイミングの良い時期に投入してきたなという印象。

GeForce NOWのローンチタイミング狙ってただろ!上手いね〜!でも、これだけ遊べるならマジで欲しいと思ったよ!

使って良かったところは

  • 普段使いも快適なパフォーマンス
  • ゲームを快適にプレイするための装備が充実している
  • ゲーム環境をまるごと持ち出せる
  • 携帯ゲーム機なみにイージーに扱える
  • 大画面でもゲームを楽しめる
  • GeForce NOWの動作環境要求を満たしている

使ってイマイチに感じたのは

  • OneGx1だけの性能だと快適に遊べるゲームが限られる
  • キーボードがフルサイズではないので相当な慣れが必要

こんなところ。

これからクラウドゲーミングが主流となるから遊べるタイトルもどんどん増え続けるし、どこにでも持ち出せて遊べる超小型のゲーミングモデルが欲しいならOneGx1を是非検討して下さいね!こりゃ、長いこと愛用できるぞー!

OneGx1の購入先・割引情報まとめ!

■メモリ8GB+容量256GB■

初出時価格→98,780円

過去最安値→79,024円

▼セール価格で79,024円!↓

■メモリ16GB+容量512GB■

初出時価格→109,800円

過去最安値→84,840円

▼クーポン適用で84,840円!↓

初出時価格→119,800円

過去最安値→92,840円

▼クーポン適用で92,840円!↓

■Amazon■

▼価格変動があるのでリンクをクリック!コントローラなしモデル!!↓

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