OnePlus 5Tの実機レビューとスペック。OnePlus 5との違い、価格、特徴まとめ!

ベンチマークとゲーム性能をチェック

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OnePlus 5Tのベンチマーク

今回のサンプル機は、SoCはSnapdragon 835、画面解像度は2160×1080、メモリは6GB版です。様々なベンチマークを試したのでチェックしてみて下さい。

AnTuTuベンチマーク

AnTuTu

※OnePlus 5Tの実機が届いたので実機スコアを追加しました。以下は前モデルとなるOnePlus 5のスコアを参考的に出していた部分なので読み進めて下さい。

基本的な性能は現時点で最高峰。今回はSoCとメモリ搭載量が全く同じOnePlus 5の実機スコアを紹介します。

  • メモリ6GB版:総合が181829、3D性能が74506
  • メモリ8GB版:総合が186456、3D性能が77361

2017年11月現在、OnePlus 5Tのパーツ構成は最高峰レベルですが、発売から時間が経つと皆さんが記事閲覧している時点の市場で出回っている各性能帯のスコアが分からないと思うので以下に平均スコアを記載しておきます。以下は常に最新のスコア情報に書き換えて表示されます。

▼以下は現在市場で主流となっている各性能帯の参考スコアです。現時点で本端末の性能がどのランクに相当するか確認が出来ます!↓
AnTuTuスコア動作・操作感
総合スコア:約200万点以上
GPUスコア:約70万点以上
(ハイエンド)ヌルヌル。動作に不満なし
総合スコア:約150万点〜200万点
GPUスコア:約50万点〜70万点
(準ハイエンド)サクサク、重いゲームもOK
総合スコア:約100万点〜150万点
GPUスコア:約30万点〜50万点
(ミドルハイ)重いゲームもなんとか
総合スコア:約50万点〜100万点
GPUスコア:約10万点〜30万点
(ミドルレンジ)軽いゲームくらいなら
総合スコア:約25万点〜50万点
GPUスコア:約5万点〜10万点
(エントリー)必要最低限
総合スコア:約25万点以下
GPUスコア:約5万点以下
(ローエンド)サブ端末向き

OnePlus 5Tの実機が届いたので実機AnTuTuベンチマークスコアをどうぞ

ようやくOnePlus 5Tの実機が届いたので実機スコアを測定します。

ガルマックスではスマートフォンの性能を数値化するためにAnTuTuベンチマークを利用しているので性能評価はAnTuTuの項目で行います。

▼OnePlus 5TのAnTuTuベンチマークスコアは総合が173730、3D性能が74514でした。解像度が上がった事が要因となっているのか分かりませんが、前モデルと比較してややスコアが下がりました。↓

OnePlus 5T実機AnTuTuベンチマークスコアは総合が173730点、3D性能が74514点。

性能の総合評評価

OnePlus 5Tは2017年12月時点で市販されているモデルでは最高峰の処理性能を有するSnapdragon 835を搭載しているので、驚くほど性能が高いです。前モデルと比較した場合はややスコアが落ちましたが、それでも総合スコアが17万点台なら、何をするにしても性能不足で困ることはありません。

これだけの性能があれば、普段使いはもちろんのこと、最新の激重3Dゲーム、今後リリースされるであろう最新のゲームまで快適に遊べるだけの性能を持ってます。

▼ガルマックスでは色々なスマホのAnTuTuベンチマークがデータベース化されています。ユーザさんからもスクリーンショットを募集しているのでよろしければどうぞ。↓
実機AnTuTuベンチマークスコアまとめ[2020/05/05更新]

Geekbench4

▼Geekbench4で端末性能をチェックしている方は以下をどうぞ。シングルコア性能が1977、マルチコア性能が6733でした↓

Geekbench4はシングルコアが1977、マルチコアが6733でした

PCMark for Android

▼PCMark for Androidで端末性能をチェックしている方は以下をどうぞ。スコアは7065点でした。

PCMark for Androidは7065でした

OnePlus 5Tのゲーム性能をチェック!

ここからはゲーム性能や動作状況等をチェックします。

3DMarkでのスコアは4万点超え

▼3DMark(ice Storm Unlimited)で測定してみました。さすがSnapdragon 835(GPU:Adreno 540)はパワフル。スコアは41515点でした。

3DMarkは41515点

これだけの性能があると最新の高度な3Dを駆使したゲームもサクサク快適に遊べます。前述したゲーム中の妨害禁止機能も利用できるのでゲーマーも満足出来る仕上がりです。

しかしながら、欠点も。

18:9ディスプレイの弊害。一部のアプリは拡大表示となる

早速、いつも動作検証を行っている[みんGOL]で動作検証を行ったのですが、18:9ディスプレイの弊害が確認できました。

現在一般的なディスプレイの比率は16:9ですが、OnePlus 5Tは18:9を採用しており、今後主流となる縦長ディスプレイを搭載してます。

▼全てのゲームではありませんが、みんGOLは16:9の比率を拡大して18:9のディスプレイいっぱいに表示しているので、左右が切れてしまいました。

OnePlus 5TでみんGOLをプレイすると画面の両端が切り落とされている

複数のゲームを試してみましたが、アプリによりけりと言った印象です。また、OnePlus 5Tの欠点ですが、Galaxy S8のように画面設定から任意に解像度や比率を変更出来ません。

一応、ナビゲーションキーを常時表示に変えて、ゲームの表示が拡大されないかチェックしましたが、ゲームアプリ起動時はナビゲーションキーが強制的に非表示となります。このため、ゲーム側で18:9に対応するまで待つしかないようです。

とは言いましても、殆どのゲームで18:9の表示が可能でしたので、みんGOLはまれなケースです。

ゲーム性能の評価

Snapdragon 835を搭載しているので、現状は遊べないゲームを探すほうが難しいです。高性能なので今後リリースされる最新ゲームも快適に遊べる底力を持っているのですが、まだまだ一般的ではなくトレンド的な18:9ディスプレイの弊害もあり、ゲームを楽しむためだけにOnePlus 5Tを選択するのは避けたほうが良さそうです。

今後、18:9の比率が一般的になるとアプリ側も対応が進むと思うのでアプリ制作者へ要望を出しときましょう。

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