OnePlus 5Tの実機レビューとスペック。OnePlus 5との違い、価格、特徴まとめ!

対応電波をチェック

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OnePlus 5Tの対応電波をチェック

さて、肝心の電波です。先にお伝えしておきますが技適の関係上、日本での利用は自己責任となりますので留意しておいて下さい。

日本市場に合致する周波数は多いが、OnePlus 5とOnePlus 5Tの電波仕様は全く同じなのでau回線は注意

メーカーに問い合わせたのですが、OnePlus 5とOnePlus 5Tの電波仕様は全く同じとのこと。

OnePlus 5Tの対応バンド早見表を作ってみました。

▼LTE↓

対応バンド13811181921262841
OnePlus 5T
ドコモ
ソフトバンク
au
備考各キャリアで表示している◎は対応必須バンド。au電波のバンド26はバンド18を内包

▼3G↓

対応バンド16891119BC0
OnePlus 5T
ドコモ
ソフトバンク
au
備考各キャリアの◎は必須バンド。ドコモのバンド19はバンド6を内包。auの3Gバンド(BC0※B06は停波が進んでいるので除外)はau VoLTE SIMでの利用時は必須ではない。

結論から先にお伝えするとワイモバイルでの利用が最適です。

ドコモ回線はLTEにフル対応しているが3GのFOMAプラスエリアには非対応

ドコモ回線のLTEはバンド1/3/19/28のプラチナバンドを含むバンドにフル対応しており、ドコモで発売している端末と遜色ない電波の掴み具合で利用可能です。

一方、3Gはメインバンドとなるバンド1には対応していますが、農村地区や山岳地帯の一部をカバーしているバンド6(19)のFOMAプラスエリアには非対応となっています。

都市部では特段困ることは少ないですが、該当地域での利用では電波の掴み具合が悪くなる場合が有るので注意しましょう。

実機での検証結果

ドコモ系の格安SIMで通話、データ通信共に問題なく通信出来ました。通話に関してはバンド6及びバンド19に対応していないので、FOMAプラスエリアに該当する地域にお住まいの方は注意が必要ですが、都市部や地方都市では全く問題ないです。

まずは自身が生活する地域がFOMAプラスエリアに該当していないか、ドコモのエリアマップで確認しましょう。

ソフトバンク(ワイモバイル)の電波にはフル対応

OnePlus 5Tもソフトバンク(ワイモバイル)のバンドにフル対応しておりソフトバンクやワイモバイルのキャリア発売モデルと全く同じエリアと電波の掴み具合で利用できます。

ちなみに「ワイモバイルの電波、エリア、対応バンドってソフトバンクと一緒?」で書いている通り、ソフトバンクとワイモバイルは全く同じバンドを利用しています。

実機での検証結果

ワイモバイルのSIMは全く問題なく利用できます。ソフトバンク系の格安SIMも同様に問題なく利用できますが、ソフトバンクが発行する純正SIMではIMEI制限があるので店頭で機種変更を申し出る必要があります。

auは人柱を待ったほうが良い。

OnePlus 5TもOnePlus 5同様にauのマイナー3G電波のCDMA2000/BC0、3G電波を使わずに通話もデータもLTEを利用するau VoLTE SIMで使うバンドにフル対応してます。

但し、au VoLTE SIMは端末側がバンドに対応していたとしても、正式にau VoLTE SIMに対応していなければ利用できません。

ちなみに前モデルのOnePlus 5もau VoLTE SIMで利用できるバンドにはフル対応していましたが、正式にau VoLTE SIMに対応していないため、SIMを挿してもアンテナすら立ちません。

新モデルのOnePlus 5Tも電波に関してはOnePlus 5と全く同様ですので、au回線を利用したい場合は通話に3Gを利用するCDMA2000対応の黒SIMへ変更する必要があります。

追記:実機が届いたので検証しました。

まず、au VoLTE SIMは前述した通り使えません。

非VoLTE SIMである黒SIMは電話のみ対応していますが、データ通信は出来ません。データ通信を行う場合はDSDS機能を利用してデータ側にdocomo系またはソフトバンク系、ワイモバイルなどのデータ通信SIMを差し込んで音声通話とデータを切り分けて運用する必要があります。

このことから、au系回線をメインに利用されている方でau VoLTE SIMを現在利用している方は非VoLTE SIMへの切り替えを行い、データ通信用に別途他社のSIMが必要となります。結構敷居が高めですね。

OnePlus 5TのDSDS組み合わせ表

OnePlus 5と全く同じ電波仕様なので、収集していたDSDSの組み合わせ表も参考にしてみて下さい!

組み合わせ 利用可否
ドコモ(通話)+ドコモ(データ)
ドコモ(通話)+au(データ)
ドコモ(通話)+ソフトバンク(データ)
au(通話/非VoLTE)+au(データ)
au(通話/非VoLTE)+ドコモ(データ)
au(通話/非VoLTE)+ソフトバンク(データ)
au(通話/au VoLTE SIM)+au(データ)
au(通話/au VoLTE SIM)+ドコモ(データ)
au(通話/au VoLTE SIM)+ソフトバンク(データ)
ソフトバンク(通話)+ソフトバンク(データ)
ソフトバンク(通話)+au(データ)
ソフトバンク(通話)+ドコモ(データ)

au回線については「アンテナが立たない」「DSDS中に電波を掴まなくなる」などの不具合が出ているので、au回線でのDSDSは避けたほうが良さげな印象です。

対応電波の評価

多くのバンドに対応しているので、様々な回線で利用できるのはGoodです。また、SIMフリー端末なので、海外に行ったときも現地の安いプリペイドSIMを利用してガツガツ使えるのも良いですね。

DSDSにも対応しているので、音声通話SIMとデータSIMの運用を切り離すことが可能で、データSIMだけ格安SIMのキャンペーンを乗り換えながら利用できるのもGoodです。

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