OnePlus 5Tの実機レビューとスペック。OnePlus 5との違い、価格、特徴まとめ!

カメラをチェック

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OnePlus 5Tのカメラをチェック

背面に備わるメインカメラは1600万画素+2000万画素のダブルレンズカメラ。利用頻度の多い機能の1つであるカメラ機能をじっくり見てみましょう。

暗所での撮影に強くなったアウトカメラ。ポートレート撮影にも対応

OnePlus 5Tはズーム機能を廃止した代わりにメインカメラと同等のF値1.7の非常に明るいレンズを搭載しています。

海外でOnePlus 5Tのレビュー記事が公開されていますが、暗所での評価はGalaxy S8など他社フラッグシップ機との比較で勝利するなど、かなり高評価です。

OnePlus 5Tは明るい場所での撮影は勿論のこと、バーなど薄暗い場所での撮影が多い方にピッタリなカメラ仕様となっています。

僕もOnePlus 5Tを手に入れたので早速カメラ機能をチェックしたいと思います。

カメラ機能はシンプルで扱いやすい

▼カメラ画面で左右スワイプすると[ビデオ][写真][ポートレート]のみ切り替えが可能ですが画面を上にスワイプすると他の撮影モードも表示されます。↓

OnePlus 5Tのカメラ起動時に上にスワイプすると撮影モードが選べます。

▼マニュアルモードでは以下の設定が可能です。↓

▼ビデオモードは解像度が720P~4Kまで対応↓

▼オート撮影の写真ではHDRやフラッシュのオン・オフ以外に比率が選択出来ます。↓

▼ポートレート撮影ではタイマーや美顔エフェクトなどが選択可能↓

▼スローモーション撮影は720P固定で120FPSとなるみたいです。↓

▼タイムラプスのコマ撮り撮影では720Pまたは1080Pから選べます。↓

▼パノラマは端末を左に振ることで合成してパノラマにするスタンダートな仕様でした。↓

実際に使ってみましたが、ポケットから取り出してサクッと撮影するにはこれくらいシンプルなUIがちょうど良いですね。

但し、フルオートは完全にカメラまかせでお料理モードや夜景モードなどシチュエーション選択が無いので、そのあたりは実機のフルオートで撮影した写真で判断して頂ければと思います。

前述しましたが、サイレントモードにするとシャッター音が無音になります。

OnePlus 5Tで撮影した写真や動画

ここからは実際にOnePlus 5Tで撮影した写真や動画を掲載したいと思います。

フルオートで撮影した写真

▼全てフルオートで撮影してます。シーン別セレクトも無いので被写体にカメラを向けてパシャパシャ撮影しただけです。掲載にあたり縮小加工のみ施しています。↓

ワンタッチで切り替えられる2倍デジタルズームは十分実用的な範囲

前モデルのOnePlus 5は片方のレンズが2倍の望遠レンズを搭載していたので光学ズームでしたが、新型のOnePlus 5Tは仕様変更で薄暗い場所での撮影に強くなる代わりに光学ではなくデジタルズームとなりました。

▼実際にOnePlus 5Tでの通常撮影とデジタルズームで撮影してみましたが、2倍程度なら劣化を感じる事もなく十分実用的でした。

ポートレート撮影

▼OnePlus 5Tは2つのダブルレンズカメラを利用して、異なる被写界深度(異なるピント)を捉え、背景をボカし、被写体を際立たせるポートレート撮影にも対応しています。↓

▼実際に撮影してみました。ポートレート撮影では被写体となる範囲をカメラ側が上手く捉える事が出来る範囲なら人物だけでなく小さな物でもボケ味撮影が楽しめました。異なる被写界深度で撮影するので、被写体のみにバッチリピントが合い、背景のキーボードはこんな感じにボケます。

ボケ味の強度は変更できないタイプで、撮影後にピント位置を再調整することも出来ないシンプルな機能ですが、背景をぼかしてクオリティーの高い写真を簡単に撮影できるので、写真初心者でも楽しく撮影が出来ます。

動画撮影では「撮影後」に手ぶれ補正が効いている事が分かった

動画撮影ですが、撮影時は右手でカメラを持ち歩きながら撮影してます。撮影中にOnePlus 5Tの画面に映し出される映像は歩行の振動でかなりグニャグニャ動いていましたが、撮影後に動画を確認すると、想像以上に強力な手ぶれ補正が効いていました。

但し、素早い左右振りは苦手なようでカクつきも有りました。どちらかと言えば定点撮影に向いてます。

▼今回は1080Pで撮影しています。祠に入ったときの周囲の明るさが一瞬で補正されて明るくなるのもGood。↓

カメラの評価

まず写真撮影では薄暗い場所での撮影でノイズが少なく、10万円クラスのスマートフォンに匹敵する性能でした。但し、シーン別セレクトは無く、夜景撮影時にはもう少し華やかな印象の写真が出てきてくれたら良かったなと。

2倍ズームはデジタルズームとなりましたが、これは十分実用的な範囲です。前モデルも周囲の明るさによりデジタルまたは光学ズームを切り替える挙動でしたが、気がつかないくらいでしたので、OnePlus 5Tのデジタルズームも大きく拡大して比較しない限りは分かりません。特にスマホで撮影してスマホで閲覧する利用方法なら十分すぎる画質です。

ポートレート撮影も機能を厳選することで、誰でも簡単に美しい背景ボケの撮影を楽しめます。これはダブルレンズカメラの醍醐味ですね。OnePlus 5Tならインスタ映する写真も簡単に撮影できます。

動画に関しては手ブレ補正が強力なので手持ち撮影もいけます。但し、何故か撮影中にディスプレイに映し出される映像は手ブレでグニャグニャ動いているので、最初はビックリするかもしれません。

現在、約5万円前後で購入できる事を考えると、カメラ性能は十分すぎる性能を持ち合わせています。

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