ONEXPLAYER mini Ryzen版のレビュー!使って分かったメリット・デメリットと評価まとめ!

ONEXPLAYER mini Ryzen

ONEXPLAYER mini Ryzen版(Ryzen7 5800U搭載モデル)の試用機会を頂いたので実機を使って分かったメリット・デメリットをレビューでお届けします!

メリット・良かった点

  • コンパクト&軽量ボティー
  • サクサク動くパフォーマンス
  • 結構ゲームが快適に動くGPU性能
  • 上質なコントローラー

デメリット・注意点

  • スタンドが無くなった
  • 電池ガンガン減る

▼サクッと特徴が分かるYouTube動画も公開!ゲームが動作している様子などは動画のほうが分かりやすいと思います!↓

ONEXPLAYER mini Ryzen版の発売時期と価格!

ONEXPLAYER miniは、人気ポータブルゲーミングPC「ONEXPLAYER」をよりコンパクトにしたminiモデル。前回はintel版をレビューしたのですが、今回は期待のRyzen7 5800Uを搭載するRyzen版です!

発売は2022年5月13日で通常価格は以下の通り。モデルはディスプレイがHDかFHDで分かれてます!

▼HDモデル↓

  • Ryzen 5800U/メモリ16GB/容量512GB:149,600円
  • Ryzen 5800U/メモリ16GB/容量1TB:160,600円
  • Ryzen 5800U/メモリ16GB/容量512GB:173,800円

▼FHDモデル↓

  • Ryzen 5800U/メモリ16GB/容量512GB:155,100円(レビュー機)
  • Ryzen 5800U/メモリ16GB/容量1TB:166,100円
  • Ryzen 5800U/メモリ16GB/容量512GB:179,300円

購入先や割引情報(あれば)は記事下部に記載しているのでチェックしてみて下さい!

ぶっちゃけ、HDとFHDのどっちがオススメ?

HDかFHDモデル、どっちにしようか悩んじゃいますよね。価格差もそれほどないですし!レビューで貸してもらったのはFHDモデルなんですが、色々試した結果、僕が買うならHDにするかなー。

理由は

  • 解像度を落としたほうがより快適に動作するのでHDで遊ぶことが多かった
  • FHDでHD解像度のゲームを表示すると精細さに欠け文字が読みづらくなった

こんな感じですね。

Ryzen 5800Uに搭載されるGPUはパワフルではあるんですが、パワフルと言えどオンボード。

最新のAAAタイトルではグラフィックス品質を下げるだけでなく、解像度をHDクラスに下げて30FPSでたら御の字といったところなので、それならHD解像度でもシャッキリ映像が写るHDクラスの方が良いゲーム体験ができそう!ってことで、僕が買うならHDモデル一度ですね。

ONEXPLAYER mini Ryzen版の詳細スペック!

▼ONEXPLAYER mini Ryzen版のスペックは以下の通り。↓

クリックしてスペック表を表示

ONEXPLAYER mini Ryzen版の付属品・同梱物のレビュー

  1. 本体
  2. 充電器
  3. 充電ケーブル(USB-C)
  4. 保護ケース
  5. クイックガイド等

▼65W窒化ガリウム急速充電器が付属。コンパクトで持ち運びも楽ちん!↓

ONEXPLAYER mini Ryzen

オススメのアクセサリー

ONEXPLAYER mini Ryzen版は中身は普通にハイエンドのWindowsパソコン。外部映像出力してキーマウを繋ぐとハイエンドデスクトップに早変わり。

▼ってことで、簡単に接続できるDock的なハブを持っていると便利ですよ!↓

ONEXPLAYER mini Ryzen版のデザイン・外観のレビュー

ONEXPLAYER mini Ryzen版は、先述通りONEXPLAYERをコンパクトにしたminiモデル。グッとスマートに、コンパクトに、軽量になりました。

▼正直、ONEXPLAYERはポータブル機としてはかなり大きかったので、よく持ち歩くならminiクラスのサイズ感が良い。↓

ONEXPLAYER mini Ryzen

▼サイズ感はこんな感じ。Switchよりも一回り大きく厚みは結構あります。↓

ONEXPLAYER mini Ryzen

▼重量は約600gですが筐体が結構大きいもで持ったら数値以上に軽く感じます。↓

ONEXPLAYER mini Ryzen

▼ONEXPLAYERは本体裏にスタンドが備わっていたんですが、miniのintel版同様にONEXPLAYER mini Ryzen版もスタンドは無し。これは後述しますが絶対あったほうが良い!次期モデルでは復活を希望します!↓

ONEXPLAYER mini Ryzen

▼コントローラ部分は相変わらず高品質&高クオリティー。グリップが厚いのでメチャクチャ握りやすい!↓

ONEXPLAYER mini Ryzen

ONEXPLAYER mini Ryzen

ONEXPLAYER mini Ryzen

▼ポートはこんな感じ。上部と下部にそれぞれUSB-Cが備わっていますが、どっちも充電に対応しているのがGood。↓

ONEXPLAYER mini Ryzen

ONEXPLAYER mini Ryzen

ONEXPLAYER mini Ryzen版の性能・パフォーマンスのレビュー

ONEXPLAYER mini Ryzen版が搭載するCPUはRyzen7 5800Uです。レビュー機はメモリ16GB、容量512GBを搭載。端末の処理性能を数値化するベンチマークをチェックしてみましょう。

ONEXPLAYER mini Ryzen版の実機ベンチマーク結果

▼まずはいつものPCMark 10から。intel版と比較して総合的にはより高性能なスコアを叩き出しました。1枚目がRyzen版、2枚目がintel版。↓

ONEXPLAYER mini Ryzen

ONEXPLAYER mini

▼3DMarkはどうでしょうか。こっちはスコア的にはintel版GPUの性能が勝っているという結果に。1枚目がRyzen版、2枚目がintel版。↓

ONEXPLAYER mini Ryzen

ONEXPLAYER mini

僕が試す限り、intel版は瞬発力が高いけど安定性がイマイチ(FPSの増減幅が広い)印象で、Ryzen版は安定性が高い(FPSの増減幅が狭い)印象を受けました。

どっちが良いかと言われると判断が難しいところではあるんですけど、僕はゲームに安定性を求めるのでRyzen版のほうが性に合ってるかな。割とどっちも平均フレームレートは同じくらいなので、なら安定的にフレームレートを維持できるほうが良いじゃんって考えです。参考程度に。

▼ストレージ速度は読み込みが2430.43MB/s、書き込みが1912.22MB/s。文句なしの速度です。↓

ONEXPLAYER mini Ryzen

ONEXPLAYER mini Ryzen版でゲームをプレイ

実際にゲームがどんな感じに動くのか。ここで紹介するのは極一部のゲームなんですが、公式サイトでは様々なゲームの動作をFPS付きで紹介されているので合わせてチェックしてみてくださいね!

Apex LegendsはHDで60FPS以上安定

飛ぶ鳥を落とす勢いでプレイヤーが増加している人気バトロワ系FPS「Apex Legends」。HDであればONEXPALYER mini Ryzen版でかなり快適に遊べてます!

▼設定は以下の通り。↓

ONEXPLAYER mini Ryzen

ONEXPLAYER mini Ryzen

▼地上に降り立つまではフレームレートが低下するんですが、これはハイエンドPCでも同じ。地上では平均70FPS〜80FPSで遊べてます。実際に動作している様子はYouTube動画でどうぞ!(※音出ます。)

ONEXPLAYER mini Ryzen

同設定でのFHD解像度ではフレームレートが30FPS〜40FPSって感じなんですが、FPSでは60FPSは欲しいところですよね。画質はやや犠牲になっちゃうんですが、調整次第でONEXPALYER mini Ryzen版はApex Legendsもかなり快適に遊べますよ!

GTA 5はHDで80FPS以上安定

GTA 5はかなり古いゲームなんですが今でも人気のオープンワールド系ゲーム。FHD解像度でも60FPS付近で遊べるんですが、HDクラスだとほぼ80〜100FPS付近と高FPSを維持出来てます。

▼設定はこんな感じ。↓

ONEXPLAYER mini Ryzen

ONEXPLAYER mini Ryzen

ONEXPLAYER mini Ryzen

ONEXPLAYER mini Ryzen

▼こういったゲームは、ドンパチと撃ち合っているときに派手な描画になるとFPSが落ち込むんですが、HDクラスであれば下限50〜60FPSくらいは維持できるんでめちゃくちゃ快適に遊べてますよ。実際に動作している様子はYouTube動画でどうぞ!(※音出ます。)

ONEXPLAYER mini Ryzen

最新ゲームを遊ぶなら画質調整が必要なシーンが多い

ゲームといっても2Dを用いた負荷の軽いものから3Dゲームの動作が重いものまで多種多様なんですが、割と古めのゲームであれば快適に動くタイトルがかなり多いはず。

一方でAAAタイトル級のゲームは、グラフィックス設定を下げたり解像度を下げたりすることでFPSを上げて快適性を高めるような工夫が必要な印象です。

本記事で紹介したApex Legendsもその1つですね。グラフィックス設定を低くしてもFHDではフレームレートが30FPSくらいなので、より滑らかで快適なプレイをするために解像度をHDに落としてます。

で、どっちがゲーム体験として上なのか、それは後者でHDでも滑らかに動くほうがゲームをプレイする上では快適。

ってことで、やっぱりONEXPALYER mini Ryzen版クラスのゲーム性能であればHDモデルを買ったほうが良いと思います。

ONEXPLAYER mini Ryzen版の使い勝手

ここからはONEXPLAYER mini Ryzen版を使ってみて良かった点や気になった点などをピックアップしているので購入前の参考にしてみて下さい。

キーボードとマウスは持っておいたほうが良い

ONEXPLAYER mini Ryzen版は画面がタッチパネル、キーボードも簡単にソフトウェアキーボードを呼び出すことができるんですが、Windowsは基本的にキーボード・マウスでの操作に最適化されてます。

例えば、ゲームをインストールする時、MODを突っ込む時など作業する時はタッチパネルとソフトウェアキーボードでは快適に作業することが難しいんで、安いものでも良いからキーボードとマウスはあったほうが良いですね。

母艦をそのまま持ち出せるのが良い

例えばゲームをプレイしていると、ログインボーナスみたいなものが貰えるんですけど、デスクトップPCだと出先に持っていけないので取りこぼしちゃうことがあるんですよね。ゲーマーとしては結構痛いと思います。

そんなゲーマーさんもONEXPLAYER mini Ryzen版であれば外出先に母艦をそのまま持ち出せるので、いつでもサクッとログイン。空き時間でゲームのメンバーとチャットで作戦会議する、なーんて使い方ができるのもGood。

大画面に接続して高性能PCとして使えるのが良い

ONEXPLAYER mini Ryzen版はポータブルゲーミングPCなんですが、映像出力が出来るのでテレビやPCモニターに接続して大画面で使えるのも見逃せないポイント。

ONEXPLAYER mini Ryzen版は結構良い値段するんですが、これがあれば別途PCは不要ですね。普通にそのへんのPCより高性能なので、普段はメインデスクトップPCとして使えますし、パワフルなのでゲームプレイの動画を編集できたりとかなり万能に使えますよ。

で、ONEXPLAYERは背面にスタンドが備わっていたので、デスクトップスタイルではモニター下に自立させてサブモニターとして設置できてたんですが、ONEXPLAYER mini Ryzen版はスタンドがなくなったので、この点の使い勝手は悪くなってますね。

個人的にデスクトップPCスタイルで利用するための専用Dockとかあったらいいなーって感じたので、メーカーさん検討宜しく。

ガッツリ遊んだら電池持ちは1.5時間ほど

ポータブル機は持ち出して空き時間に遊ぶことが多そうですが、ONEXPLAYER mini Ryzen版の中身はチャッキチャキのハイエンドPCってことでフルパワーで動かすと2時間プレイは厳しい印象。

Apex LegendsをHD画質設定でガチで遊んでみたんですが、だいたい30分のプレイで30%バッテリーが減る勢い。

▼ってことで、外でガッツリ長時間遊ぶ時はコンセントが使える場所か、PD充電対応のモバイルバッテリーはあったほうが吉。↓

ONEXPLAYER mini Ryzen

ONEXPLAYER mini Ryzen版のメリット・デメリットと評価まとめ

ONEXPLAYER mini Ryzen版なんですが、多くのゲームはかなり快適に遊べるはず。intel版よりも最高フレームレートこそやや低かったですが、負荷時の落ち幅は狭かったので、同じゲームタイトルでも「安定しているな」という印象が強かったですね。

ただし、何度も言ってる通りパワフルと言えどオンボードGPUです。快適にプレイできるタイトルもあれば、グラフィックス品質だけでなく解像度も下げてようやく遊べる、というタイトルもあります。

そういったグラフィックス設定を煮詰める部分も含めて楽しめる人は立派なPCゲーマー。こんなにコンパクトな筐体で本格的なPCゲームが動く様子をワクワク・ドキドキしながら体験できるロマンあるハードはなかなか無いですよ。

一点、ONEXPLAYER mini Ryzen版を購入するなら、まずはアナタが遊んでいるゲームが快適に動作しているか、Google検索やYouTubeなどで調べてみてくださいね!PCゲーマーたるもの、情報収集も必須スキルですからね!

ONEXPLAYER mini Ryzen版の割引情報・購入先まとめ

▼HD版は以下!↓

■メモリ16GB+容量512GB■
初出時価格→149,600円
過去最安値→134,640円
▼割引クーポン適用で134,640円!↓

■メモリ16GB+容量1TB■
初出時価格→160,600円
過去最安値→144,540円
▼割引クーポン適用で144,540円!↓

■メモリ16GB+容量2TB■
初出時価格→173,800円
過去最安値→156,420円
▼割引クーポン適用で156,420円!↓

▼FHD版は以下!↓

■メモリ16GB+容量512GB■
初出時価格→155,100円
過去最安値→139,590円
▼割引クーポン適用で139,590円!↓

■メモリ16GB+容量1TB■
初出時価格→166,100円
過去最安値→149,490円
▼割引クーポン適用で149,490円!↓

■メモリ16GB+容量2TB■
初出時価格→179,300円
過去最安値→161,370円
▼割引クーポン適用で161,370円!↓

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