Xiaomi Smart Band 8 Activeの実機レビュー!3,480円と安価ながら測定精度、機能性は申し分なきコスパモデル!
Xiaomiの新型スマートバンド「Xiaomi Smart Band 8 Active」をガルマックスで買ったのでレビューしていきますよ!Xiaomi Band 8よりも安価で手頃なこのモデルは果たして買いか否か、じっくりレビューして長所と短所をお伝えしていきます。
価格からお伝えさせてください。コイツはたったの3,480円。3,480円でございます。スマートウォッチ(スマートバンド)としてはけっこう安い部類!故にどれほどの実力があるか気になった方も多いハズ。
Xiaomi Smart Band 8 Activeはこんなモデルでした!
- 軽量で装着感は気にならない
- ディスプレイは1.47インチとデカめで高輝度
- 動作に滑らかさは感じない
- 文字盤デザインは5種類まで保存可能
- 秒針タイプもわずかにあった
- 運動はライトに使うなら十分
- GPSは非搭載でスマホのを拾うタイプ
- 心拍数と血中酸素の常時測定ができる
- 遠隔撮影、スマホ検索、タイマーなど便利機能は充実
- ヘビーユースだと4~5日の電池持ちだった
- 機能性と運動対応項目を考えればコスパ良い!
- 高級感、有機EL、タッチ性能を求める人には向かない
▼Xiaomi Smart Band 8 Activeの付属品はこんな感じでした!↓
- 充電ケーブル
- クイックガイド
この充電ケーブルは過去レビューしたXiaomi Band 8と同じものでした。マグネットでくっつくタイプ。マグネットの向きは指定されているのでちょっと使いにくいけど。
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スペック、検証結果の一覧
Xiaomi Smart Band 8 Activeのデザイン・質感
Xiaomi Smart Band 8 Activeのデザインは非常にシンプル。まあスマートバンドって時点でたいていシンプルな形状だったりするんですが。
▼見た目は良く言えば「飾りがないのでどんなシーンにも対応できる万能性を持つ」。悪く言えば「地味」です。↓
▼カラーはブラックで、バンドは換装もできるタイプ。取り外すとこんな感じです。バンドは分離型ではなく一体型でした。着脱はそこそこの力が要りますね。↓
本体材質はTPU素材でプラスチックっぽい質感ゆえチープな印象。メタルやアルミニウム素材のようなひんやり感とか高級感はありませんが、まぁ価格相応でしょう。
使ってれば気にならなくなりますし、何より安いゆえ傷が付いたとしても精神ダメージを受けにくいってのは良い!
▼また腕への装着自体はとても簡単。Xiaomi Smart Band 8と同じくキノコ型の金具をパチっとはめ込むタイプでした。穴に通して裏に入れるなど手間がないって良いよね!↓
▼装着性の良さはバッチリ。付けてることも忘れられるぐらいです。↓
あと、厚みも抑えられているおかげで長袖で袖部分が固めなジャケットとかの干渉も気にならないのが良いですね。デカいモデルとか厚みのあるモデルだとこの点が噛み合わせ悪くてイライラすることもあったんでこの点は高評価!
▼ただ横幅は無印モデル「Xiaomi Smart Band 8」よりはあります(厚みはこっちが薄いけど)んで、そっちに慣れている人からすると違和感は拭えないかもしれん。↓
Xiaomi Smart Band 8 Activeのディスプレイ
ディスプレイは比較的大きめな1.47インチ!比率としては16.7:9。FHDディスプレイをちょっと縦長にしたぐらいのアス比なので、結構大きめに感じます。ただベゼルは厚いですね。
▼ややスマホに近いアス比のおかげで、文字盤にカスタム画像を設定しやすいってのもいいですね。縦長・横長すぎるとスマホの壁紙が使いにくかったんでここは嬉しい。推しキャラとか、見ててモチベの上がる画像とかを眺めるにも良いといえる。↓
▼ただし解像度は172×320とやや低めなのでドットの粗さは感じがち。文字はややジャギジャギ感ありといったところです。あんまり気にはなりませんが。↓
さらに残念ながら有機ELではなく液晶タイプなので、黒字背景の場合はバックライトにより白っぽさを感じますしAoD(時計の常時表示機能)も非対応となります。この点は価格が安いこともあってコストカットされてる模様。無念。
またスクロールは残像感あるカクカクした動きでした。タッチレートも低く感じ、追従性も鈍いです。この点は価格なり、最低限といったところでしょう。
Xiaomi Smart Band 8のような滑らかさとタッチ感度の良さを持たないので、頻繁にスマートバンド(スマートウォッチ)を触るぜ!って方にとってはイライラポイントになるやもしれんです。
そして明るさの自動調節も不可。なので、寝る前に画面点灯すると眩しさも気になるのはマイナスポイント。
▼とはいえ良いところもあり、最大輝度は450ニトと明るめ!ご覧の通り直射日光下であってもしっかり視認できました(カメラの問題で暗くなってるけど、実際はこれよりハッキリ見えてた)。↓
文字盤デザインは豊富。秒針表示タイプも一部あり
▼Mi Fitnessアプリからスマホの通知表示だったり文字盤のカスタマイズ、各種設定が可能。文字盤デザインはこんな感じでやはり豊富です。↓
▼筆者が好きな秒針表示タイプもあった!見た目もオレ好みだし嬉しい!‥ってかこのデザイン、前にRedmi Smart Band 2で見たやつそのまんまじゃねぇか!↓
▼カスタム文字盤は好きな画像を背景にできる機能!ただし時計の色は白固定なので要注意。白っぽい画像との相性は最悪です。↓
あと時計の位置もやや惜しいところ。「下部に横長に配置する」っていうレイアウトだけないのが惜しいんですよね。タイプ1やタイプ2みたいな感じで、それをそのまま下に配置したものが欲しかった。
Xiaomi Smart Band 8 ActiveのOS・機能
Xiaomi Smart Band 8 Activeは以下の機能に対応していました。
- タイマー
- ストップウォッチ
- スマホの通知表示(全アプリ対応型)
- 天気予報
- スマホの撮影コントロール(セルフタイマー対応)
- 音楽コントロール
- カレンダー(スマホと同期できる)
- アラーム
個人的に、スマートウォッチとしては文句なしに完璧といえる機能性の良さが高評価!コイツ安いのに‥デキるやつだ!
▼ただ天気予報は降水確率が出てこないので、何時頃に雨が降るとかそういう情報がわかりにくいのは惜しいところ。よく配達で外出する筆者は天気が死活問題だからなおさら。↓
▼あとそれとは別に、スマホ本体のカレンダーと同期してくれる機能があるってのが素晴らしい!今日は何をするべきかがわかるし近い日付の予定も出してくれるんでタスク把握もやりやすい!実に助かりますよこれ。↓
ただこれ、左上の水色の日付はその予定の日付なんですが、これは今日の日付にしてほしかった。カレンダー内にもおんなじ日付出てるからダブってるし、何より「あれ!?今日この予定だったっけ!?」ってなってビビることあったし。
▼対応しているウィジェットはこんな感じでした。並べ替え、削除も対応。使わない機能を非表示にしてスッキリさせる!ってこともできるのはありがたい。↓
▼アプリ通知は全アプリに対応しています。個別アプリのオンオフも切替可能!ちなみにアイコンはX(Twitterアイコン)、LINEなど一部のみ出ますが、他のアプリでは汎用アイコンで出てました。↓
健康管理:心拍数と血中酸素の常時測定に対応
4,000円弱と安価ながらも心拍数や血中酸素測定にバッチシ対応してるのもXiaomi Smart Band 8 Activeの魅力。いちいち測定するのってダルいしね。
▼表示形式はバータイプのグラフタイプ。どの時間帯に心拍数が高かったかがわかりやすいヤツです。↓
▼睡眠の測定精度も優秀!取りこぼしもなく、寝付いた時間と起床時間もバッチリ捉えてました。流石に何分に寝付いたかは把握できんのだけど、起きた時間は1分以内の誤差だったんで優秀と評価します。昼夜感覚終わってるのは内緒。↓
運動測定:51種類でも十分多いし球技とかメジャーな運動も対応
運動測定を試してみました。Xiaomi Smart Band 8 Activeの運動測定対応項目は公称値だと50+種類とありましたが、数えてみたら51種類でした。どうでもいいけど51種類って最初から書いてほしかった。数えるの地味に面倒だし‥
本題に入りまして個人的には測定種目は満足できる部類です。ジム行かんどころかガチのスポーツもしていない人間なのでどこまで参考になるかは人それぞれになりそうですが、ライトな運動をする方にとっては不満はないでしょう。
ウォーキング、ランニング、サイクリングや縄跳びといった基礎的なものはもちろん、テニスやバスケ、スケボーといった日常的なスポーツも幅広く対応。
▼日常的に体を動かす人にとっては、これで測定して運動量の可視化をしてみるのも楽しめるかもしれませんね。↓
ただし基本的には運動時間と消費カロリーのみの測定が多め。縄跳びでは跳んだ回数が記録されますが、例えばテニスではスイング回数などの測定は非対応でした。この点はライトな測定に留められているようです。
▼運動画面はこんな感じ。左ページは終了・停止が、右ページではスマホの音楽コントロールが行えるタイプです。↓
▼スマホアプリから心拍数や運動時間、速度ペースといった詳細なデータも見られます。↓
▼歩く、走るなどの運動ではスマホが近くにあればスマホのGPSを拾って記録してくれます。↓
Xiaomi Smart Band 8 Activeのバッテリー・充電速度
Xiaomi Smart Band 8 Activeのバッテリー持ちは通常使用で最長14日、ヘビーユースで6日という公称値でした。
筆者の場合は常時測定を全部オンにして高輝度で使うなどでなるべく電池消費が激しい使い方をしてみましたが、その場合では4日、もって5日ほどが限度。これまでのスマートウォッチ系としては悪くない電池持ちです。
▼ただし充電はやはり面倒だし時間もフル充電で2時間ほどはかかります。理想は風呂入ってるときに充電完了してることなんだけど、毎回風呂はいるときに外して充電しないと電池切れの懸念が生じるところ。↓
あと上でも書いたけどマグネットの向きが固定なのが結構ダルい。くっつけるだけで充電できるまではいいんだけど、理想としてはGalaxy Watch5のような回転しても大丈夫な方式であってほしいもんです。安いから文句は言えないんだが。
Xiaomi Smart Band 8 Activeまとめ
Xiaomi Smart Band 8 Activeはとにかく「安い、しかし機能や測定精度がしっかりしておりスペックとしては基本的に申し分のないコスパに優れた1台」といえます。
ただ逆にXiaomi Smart Band 8みたいな高級感や操作性における快適さはなく、また筐体自体の質感もチープ。そこは価格の安さで許せるか否かになりますね。AoDを求めるならActiveのつかないXiaomi Smart Band 8を買ったほうが幸せでしょう。
逆に、スマートウォッチにディープにこだわらないのならこのモデルは十分な力となってくれます。時刻確認はもちろん日常的な健康測定、管理や運動を記録してみたい!という方にとっての入門向けにはうってつけでしょう。
Xiaomi Smart Band 8 Activeの購入先まとめ
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